【トラウマ克服体験記】そらの瑠璃色’s blog

〜癒された人生が豊かに輝きだす〜【現状打破&未来好転・闇の先にある光まで受け取りにいく】

トラウマ克服【第2話】『何故、その小さな女の子のことが気持ち悪かったのか?』

 

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ある日突然、私の前に現れて、、暗闇に一人消えていった女の子。

 

『大丈夫だよ。私が助けてあげるから。』と、大丈夫でもなかったけど、、約束してしまった女の子。

 

 

、、、あの日から、出会ってないけど、その子のことを考えると

何故か、、強烈に気持ちが悪くなり吐き気がした。

 

・・・

小さな頃の私だったはずのその子。

冷めた目をしてニッコリと笑い、去っていった小さな女の子。

 

・・・

その子のことが、気になって、、気になって、、しょうがない。

 

・・・

どこに居るんだろう、、多分一人で居るんだろうな。

生きてんのかなあ。

死んでるかもな。

私は今、生きているから、、その子も死んでないかあ。

 

・・・オエエ・・・

 

気分が悪くなり思考が混乱する。

 

・・・

そして、私は今まで以上に自分を見失う。

 

その子の気配を感じると、、ソワソワして現実逃避をした。

 

ボーッとなるまで食べた。

味なんて分からない。

何を食べているのかもどうでもいい。

ただただ、自分を麻痺させたかった。

 

昼なのにカーテンを閉めた。

明る過ぎる太陽の光が怖かった。

何も出来ない自分を責められているようで、怖かった。

だから、昼なのにお酒も飲んだ。

自分が消えていくまで飲んだ。

 

そして、やっとソワソワを感じなくなる。

良かった、、と思いながら眠れた。

 

・・・

 

目が冷めると、

私の目の前には時間が止まっていたような部屋が広がる。

 

現実逃避しても、何も良くはならない。

逆に、全て悪循環だ。

 

・・・

そんなことは、当時の私も百も承知だった。

 

・・・

 

だけど、それでも、、逃げたっかた。

小さなその子から逃げたかった。

 

『何故か』

 

『何故か』

 

『何故か』

 

・・・

 

『その子は、見たくもない感情を持っていたから、、』

 

・・・

 

見えないその子の声だけが聞こえてくる。

 

・・・

 

『寂しかった』

 

・・・

 

その子は、小さかったけれど、いろいろな事情を感じていたんだと思う。

 

『自分は、望まれて生まれていない。あまり必要とされていない。』

『ごめんなさい。女の子に生まれてしまって、、』

 

だから、その子は覚えた。

あまり望まれていなくても、可愛がられる方法を。

 

・・・

心の中で声がする。

 

『ニコッリね。ニコッリ笑えば、こんな私でも可愛くなるから。』

『ニコッリ笑って可愛くなったら、きっと、、気に入られる。」

 

・・・

そして、冷めた目をして、その子は何度も笑う。

 

悲しくても、、最後は、、笑う。

馬鹿にされても、、笑う。

 

そして自分が、悲しのか、、怒っているのか、、分からなくなった。

だけど、笑ってしまえば、、その場は切り抜けられた。

 

・・・

 

その子が、唯一、笑えなかった感情。

 

『寂しさ』

 

・・・

 

『私は、何故、その小さな女の子のことが気持ち悪かったのか?』

 

・・・

 

その子は、私が『一番見たくない感情』を持ってきたから。

 

 

『あんた、ずっと、、寂しかったんだよ。』

 

・・・

 

認めたくなかった。

絶対、認めたくなかった。

 

・・・

認めてしまったら、、

きっと

笑って、乗り越えてきた全てが、

笑って、楽しいと思い込ませてきた全てが、

笑って、幸せだとつじつまを合わせてきた全てが、

 

崩れ去る。

 

『寂しかった』と言ったその子の存在を

認める訳にはいかない。

 

・・・

だから、私は現実逃避を駆使してその子を消した。

寂しかったその子を消した。

 

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