【トラウマ克服体験記】そらの瑠璃色’s blog

〜癒された人生が豊かに輝きだす〜【現状打破&未来好転・闇の先にある光まで受け取りにいく】

トラウマ克服【第9話】子供は大好きだけど『私に子育てなんて出来ない。』

f:id:soranoruriiro:20211123160635j:plain

私自身が創り上げてきた『認知の歪み』を矯正しながら、、

一般的な幸せの形を、私なりにたどった。私自身も幸せで平穏な生活が出来る様になったのだと、、思えていた。

 

22歳だった私は、その年に、結婚、出産。

・・・

一般的な幸せの形で言うと、、幸せのピークなのだろうか。

私も、、きっとそう見えていたはず。

しかし、もともと、、愛着面に枯渇感をもっていた私は、、周囲を巻き込みながら、、愛憎劇を始めることとなる。

・・・

詳しいことは、、とても書き記せるようなものではない。

 

ただ、、事実として、、中身が何も成熟していない私が、、家庭を持ち、、出産。

その当時、、よく言われていたが、、まさしく、、

子供が、、子供を産んだのだ。

 

・・・

私の出産には、、色々な出来事が、、これでもかと言うほど重なった。

難産はもちろんのこと、、心身共に、、平穏でいられる環境ではなかった。

 

・・・

そして、赤ちゃんもまた苦しんで生まれてきたのだろう、、

一時、、仮死状態となり、、産声は聞こえなかった。

 

・・・

次の日に対面できた、、その女の子は、、眉間に皺を寄せていて、、苦しそうだった。

 

・・・

『私が、、お母さんで、、ごめんね。』

心の中で何度もそんなフレーズがリピートされていた。

 

だけど、、

 

その子と、、二人だけの病室で、、その子が泣くと、、

 

やはり、、こう言ってしまうのだ。

 

『大丈夫だよ、、私が、、守ってあげるから。』

全く、、自信も根拠もなく、、私は、その子に、、伝えた。

 

・・・

だけど、、今思えば、、その子に助けられていくのは、、私だ。

 

・・・

私は、、自分の未熟さ故に、、その子をたくさん傷つけてしまったと思っている。

 

・・・

母親は、、自分の子供を、、

無条件に可愛いと思い、この世のどんなものよりも愛せる、、、

 

それは、、私の中では、、神話に思えたし、、

その神話に、、いつも苦しめられていた。

 

・・・

そのように自然に思えなかった私は、、自分に、、母親失格の烙印を押した。

そして、いつも不安と得体の知れない焦りを、、反映させていった。

 

・・・

周りで、、子供に優しく声を掛ける穏やかそうなお母さん方に憧れた。

 

だけど、、私は、、どんなに、、育児書を読みあさろうが、、育児サークルや相談会に行こうが、、上手くやれるようにはならなかった。

・・・

行く度に、、劣等感を募らせるばかりだった。

 

・・・

 

私は、元々は、、赤ちゃんや子供は大好き。

高校の頃の職場体験で、、保育施設に行った時は、、赤ちゃんや子供たちと時間を忘れ遊び、その無邪気さに癒されていた。

子供たちが遊んでいる姿を見ているのも大好きだったのに。

 

・・・

『何で?? 

 しかも、、、自分が産んだ子なのに、、何で??』

 

・・・

そして、、後々、、気づく。

 

・・・

 

『こうなるのは、、私が、、産んだ子だからだ。』

 

・・・

心の奥底ではもっと前から察知していた気がする。

こんなメチャクチャな私が、、子育てなんかしたら、、悲劇が起こる。

 

・・・

『私が、、お母さんでごめんね。』

まさに、、それに尽きた。

 

・・・

 

自分を受け入れていないお母さんは、、自分の子も、、受け入れ難い。

自分を愛せていないお母さんは、、自分の子も、、愛し難い。

 

・・・

私は、、可愛らしい笑顔で無邪気に歩み寄ってきてくれた我が子を、、

心から受け止め、、抱きしめてやれなかった。

 

子育ては、、後ろ指を刺されないようにする為に、、

表面的に、、必死にこなしているだけだった。

 

・・・

 

『私に子育てなんて、、出来ない。』

 

・・・

否応なしに、、

我が子が突きつけてくる、、『同じ歳の私』が見え隠れすることが、、耐え難かった。

 

それは、、じわじわと滲み出てくる、、トラウマのフラッシュバック。

到底、、子育てをしながら、、その自身のトラウマに安全に向き合うことなど、、出来ずに、、子供の成長に合わせるように、、私はトラウマの影に怯えた。

そして、子育てをすればする程、、それらが輪郭をあらわにしだすという悪循環に、、尚更、平穏さを失った。

 

・・・

そして、、子育ては、、親子共々にとって、、心身を脅かすものになっていく。

 

・・・

 

『ごめんね。こんなお母さんで、、』

 

そして、子供も、、いずれ、、こう、、言うことになる。

 

・・・

 

『生まれてこなきゃ良かった。』

 

・・・

よく理解できる。

自分自身も言っていった言葉だからだ。

 

この、、連鎖していく悲しい現実に、、圧倒され、、翻弄された。

 

だけど、、

お互いの命に宿る光まで、、諦めてしまわないように、、

上手く抱きしめてあげられなかった我が子の手を、、包むように引いて歩いた。

 

 

そらの瑠璃色 lit.link(リットリンク)